ギターが弾けるようになるまでどのくらいの時間がかかるのか?【その1】

これからギターを始めたいと思っている方にとって

「どれくらい練習したら弾けるようになるだろう?

そう考える方はきっと多いはずだ。

ギターの上達する早さには個人差はあるものの、

大体の目安になる時間を知っておきたいと思う方に向けて記事を書きたいと思う。

ただ、今回は具体的な話に入る前に、個人差や環境などについて多くのことを書いたので、

最後までぜひ読んでみて欲しい。

ギターが上達する早さについて

先ほども述べたように上達する早さには個人差がある。

最もその差が出てくるところは年齢だ。若い方が上達するのが早い

これに関してはギターの話だけに限ったことでもないので、比較的わかりやすいと思う。

若い人の脳は物事を吸収する力がすごい。

自分自身年齢を重ね、物事を覚えるのことに時間がかかっていることを実感する。

歳を重ねたら上達出来ない話ではない。若い人はすごく早く上達するのだ。

男女の違いによる上達の早さに差があるのか気になる方もいるとは思うが、

個人的に男女の違いに上達する早さに差はないと思っている。

ただ不思議なことに、ピアノや管楽器、ベースやドラムなど

男女関係なくそれぞれに活躍している方がいらっしゃるのだが、

ギターには他の楽器に比べて女性の割合が少ないと思う。

決して女性には難しい楽器ではないので女性でも安心して始めて欲しい。

手の大きさについても触れてみたいと思う。

やはりギターという楽器は手が大きい方が有利である。

この有利というのは、上達するのが早いということではなく、

手の小さい人よりも出来ることが多少多いということで、

上達の早さとは少し話が違ってくる。

手の小さい人が弾けない事が、手が大きいことによって弾ける。

これを上達が早いかというと一概にそうとは言い切れない。

・環境や使っている楽器について

上達の早さに影響が大きい要因の一つに環境が挙げられる

まずは周りにギターを教えてくれる人がいるか。

自分がギターを始めたての頃、周りにギターを教えてくれる人はいなかった。

ただ、その頃はギターを弾くことが流行っていたこともあり、

友人とあれこれ相談しながら楽しくギターを練習できていた。

しかし、漠然と思い続けていたこともある。

ギターは弾けているけれども、この弾き方が合っているのか、間違っているのかわからない。

正しいと伝えてくれる人は周りにいなかったのだ。

これによって随分と遠回りしながらいろんなことを習得してきたように思う。

時間はかかったが、決して無駄な時間ばかりではない。

ただ効率の面で言うならば、ギターを教えてもらえる環境は上達する早さにとても影響がある。

使用する楽器について、こちらも上達する早さに影響を大いに及ぼす。

弾きやすい楽器は早く上達する事ができる。

以前、Fのコードが全然弾けないと相談された事がある。

その子のギターを借りて弾いて見せようとしたのだが、

その楽器はネックが歪んでいてとても弾きにくかった。

自分自身もそのギターでFのコードを簡単には鳴らすことは出来なかった。

こんな弾きにくい楽器では、いつまで経ってもFのコードは鳴らす事ができない。

永遠にそこで足踏みする結果になってしまう。

このように楽器が原因で弾けないことが出てきてしまう事実を知ってほしい。

そこまで極端でなくても、弾きやすい楽器に比べ、余計な労力を必要としてしまうのだ。

最後に、時間にも比例してくる話にはなるが、練習する頻度について。

例えば一週間に7時間の練習時間があったとして、

1日1時間、週7日練習するのと、

1日にまとめて7時間練習するのとでは、

前者の毎日触る方が好ましい。

上達する早さは毎日触る方に軍配が上がるだろう。

生活環境もあるので、なかなか毎日触るのが難しい方もいらっしゃるに違いないが、

5分でも、10分でも触る方がいい。

上達は反復練習の積み重ねである

毎日ちょっとでも色々思い出しながら弾く事が大事だと思う。

毎日触るということはギターへの興味、関心、情熱、それらの想いが行動に変換された結果であり、

それらの想いは上達することに必要なメンタルの要素でもある。

堅苦しい説教じみた内容になってしまっているが、

ギターを弾くことが楽しければ、そんなこと関係なく毎日触りたくなるものだ。

実際弾けるようになればどんどん楽しくなるので、

あんまり重く受け止めなくても大丈夫だ。

では、具体的な上達と時間の関係についての話は次回の記事にて詳細を書いていきたいと思う。

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